打撲の鍼治療

こんにちは♪

皆様は鍼治療が打撲にも有効だという事をご存じでしょうか?

ひどい場合は広範囲に内出血を起こし、治癒まで意外と時間が掛かる打撲ですが、今回はそんな打撲治療の例を載せたいと思います。

 

1回施術後(負傷5日後)

受傷直後は打撲部(膝のかさぶたが出来ているところ)の痛みはあったものの、内出血はひどくなく様子を見ていたと言う事でした。

2日目から徐々に内出血が広範囲に出現し、今までで一番ひどい内出血に驚き受傷3日目に当院を受診されました。

施術前の写真を撮るのを忘れてしまいましたが、内出血は膝の上からふくらはぎ、足首まで及んでいました。

初回は、膝の痛みが強かったため膝を中心に円を描くように鍼を打った結果、施術部の内出血が消失しました。

 

4回施術後(受傷11日後)

足首付近に少し残っていますが内出血もほぼ消失し、膝の腫れや可動も改善しました。

ここまでくれば鍼治療の効果で自己治癒力もかなり上がっているので完治まで時間もかかりません。

 

打撲はしばしば軽い怪我と認識されることがありますが、重度の場合は1ヵ月も内出血が消えなかったり筋損傷が治癒しきれず運動障害が残る可能性もあります。

打撲に限らず、怪我をされたら「これぐらいだったら」と思わずまずはご相談ください。的確なアドバイスをさせていただきます。